2013/02/28

ジャズスタンダード「I Got Rhythm」のジャズ的ギター伴奏の弾き方を解説します!

Acousphere奥沢です!

最近またジャズの伴奏の研究&練習をしています!

その時々でどういったグルーヴの楽曲を弾きたいか好みが変わるのですが、今年は自分の中ではジャズが面白くなってきました。

たぶん普段どのギターを弾いているかが影響してると思います。

最近L-5を良く弾いていたからでしょうか。



さて、今回のレッスン記事ではギターで弾くジャズグルーヴの伴奏を、ジャズスタンダード曲「I Got Rhythm」をテーマに説明したいと思います。 







まず大事にしたい部分は「グルーヴの提供」です。

ギタリストとしては常にフレキシビリティあふれる演奏がしたいと考え、その結果いろんなバリエーションのコードを弾いたり、ベースラインに変化をつけようとしてしまいます。

その結果リズムの一定感がなくなりグルーヴが安定しなくなる現象がおきてしまいますが、これだと伴奏としては本末転倒です。

やはり伴奏の最も大事な部分は「安定したグルーヴをパートナーに提供する」ということです。

なのでまずはワンパターンのコード進行、指使いで安定して演奏できるように練習してください。



バリエーションを増やしたい場合は安定して弾けるパターン化された伴奏を複数作り、練習をしてなじませておき、その後にそれらをランダムに組み合わせるのが大事です。

僕の師匠であるTuck Andressさんもそのようなイディオムでバリエーションを増やしてゆきなさいとアドバイスしてくれました。

僕もいまでもそうやってアレンジしています。 


頭で考えてその場で組み立てる演奏も楽しく、素晴らしい部分はありますが、ステージで安定して演奏できるようになるには考えずとも体が動くレベルまで弾きこんでおくことが重要ですね。

とにかく回数と短いセグメントの繰り返しを心がけてほしいと思います! 




以下のYouTube映像の中にコード進行と弾き方のアドバイスをアノテーション字幕で埋め込んでおきました。

iPhoneやiPadだと表示されないかもしれないのでPCのウェブブラウザなどを使って視聴してみてくださいね!

では頑張ってジャズ伴奏をものにしてください!