2012/12/05

*Earth Wind & Fire の名曲 "September" のギター伴奏を説明しますの第1回!

Editor: Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere 奥沢です!
僕がギターを弾いていて一番たのしい瞬間は、自分の大好きなグルーヴで演奏できたときです。
音楽の世界にはジャズやクラシックからブルース、ファンク、ロックと様々な違ったリズム、グルーヴの音楽がありますよね。
それらはバンドで演奏する事で再現できたり、ドラムがいて再現できたりするわけですが、それをギター1本だけで再現してしまおうというのが "One Man Rhythm Section" というコンセプトになります。
Tuck&Patti のギタリスト Tuck Andress さん(尊敬する我が師匠)が提唱するコンセプトなんですが、非常に高度なテクニックを必要とする演奏方法なもので、僕もいまだに勉強し、猛練習しながら演奏しています。
でもこのコンセプトを理解し、少しずつでもそのアプローチを取り入れてゆくことで、いままでのギターミュージックにはなかったような新しいグルーヴの演奏に出会う事ができます。
今回の記事ではそのコンセプトを活かして僕がアレンジした "September" の伴奏のアプローチを映像付きで説明してみたいと思います!



まずは映像をみるときはできればiPhoneやiPadではなく、Macなどのコンピューターでご覧になり、YouTubeのアノテーション機能をオンにしてください。
そうするとリアルタイムの吹き出しが出て僕の説明を読む事ができますよ。
まずはイントロパートの弾き方です!
では映像をご覧ください!



まず1回目はイントロ編でした!
このアレンジでたいへんだったのは Earth の原曲に忠実にギター1本でやろうとしたときに、ギターのリフとオクターブの音域が近すぎて収まりきらなかった部分ですね。
でもそこはオクターブの低い方の音をなくすことでうまくまとまったと思います。
(わかりにくい説明ですいません!こんな風にしか文章では説明できないのですー!)
One Man Rhythm Section のコンセプトでアレンジするときのコツは、全ての音を無理矢理ギター1本のアレンジに詰め込むのではなく、美味しい所を残しつつできる範囲でトレードオフすることだと思います。
後は文章では説明できないので、こういったコンセプトでの演奏に興味がある人はぜひ Acousphere のギター教室まで習いにきてくださいね!
このあとも続々と続きますので次回をお楽しみに!



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