2011/07/10

マイナートライアド(Minor Triad)をフレットボード上で見やすくしよう!

Editor : Yohei Aso (Acoustic Sound Organization)
今回は指板上のマイナートライアドとその練習方法を説明します。トライアドはコードのサウンドを作っている3つの音でなりたっています。




トライアドの3つの音ですが、まず最初の音はルート、次は3度、そして5度の音です。DoReMiで言うと、DoとMiとSoがトライアドになります。今回はマイナートライアドなので3度が♭しています。(表の上では便宜上、3となってますが実際は♭3です。)

上記の表は見やすいようにFのトライアドで表記しています。





トライアドをフレットボード上で見やすくする練習


ポジション1

ルートから始まるポジションです。1から4フレットのインポジションで完結してます。TAB譜のように弾いてみてください。最初はゆっくり音を確かめながら弾きましょう。




ポジション2

♭3の音から始まるポジションです。3から6フレットのインポジションで完結している第2のポジションです。TAB譜のように弾いてみてください。




ポジション3

5度の音から始まるポジションです。8から11フレットのインポジションで完結している第3のポジションです。TAB譜のように弾いてみてください。慣れてきたらリズムを変えてみるのも良い練習になります。




ポジション4

ルートの音から始まり、左方向へ下がっていくポジションです。10から13フレットのインポジションで完結している第4のポジションです。TAB譜のように弾いてみてください。



以上がフレットを縦の移動する4つのポジションになっています。次回は横の移動の3つのポジションについて説明します。

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