フラットワウンド弦の考察


Editor : Tatsuya Tsuyuki (Tats Ya)

ギタリストの露木達也です。
今回のGuitarist Reportsの僕の記事はフルアコースティックギターに主に使用されるジャズ用の弦、フラットワウンド弦について考察してみたいと思います。
写真はPat Metheny氏の使用で話題になったD'addario社 ECG24(Jazz Light)です。

この弦は1,2弦は通常のプレーン弦で、3,4,5,6弦の巻き弦が研磨されています。
凹凸が無いつるつるとした表面をしていますね。
























そのためフィンガーノイズがほとんど無く、摩擦が少なくスムーズに運指が可能です。
サスティーンが短くウォームで甘い音色が特徴です。

また、チョーキングやビブラートがかかり難くなるため、自然とジャズギター的なアーティキュレーションになるメリットがあります。
そのため、フラットワウンド弦を使用しているギタリストはチョーキングはあまり使用せず、代わりにスライドを使う傾向にあります。

逆にブライトでレンジの広いクリアな音色を好み、チョーキングを使ってブルージーに演奏するタイプのジャズギタリストはこの弦を敬遠し、ラウンドワウンド弦を使用します。

もちろん、この弦はフルアコ専用では無いのでセミアコやソリットギターに張る事も可能です。

弦の変更は低予算でサウンドを変えられる手段なので色々な組み合わせを試してみて下さい。
独自のサウンドが生まれるかもしれませんね!



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